はりきゅう・こきゅう
ホクラク

2023.04.25 改善事例・患者さまの声

改善事例:自律神経失調症∼頭痛や消化器症状に加え、精神面も改善されたケース

ご来院者さま 

60代 女性

施術開始

2022年11月

症状

自律神経失調症の症状(頭痛・消化器症状・不安感・動悸・めまい等)を主訴にご来院。

2020年春より息子様の病気をきっかけに不安が強くなり、頭痛や消化器症状が悪化。

特徴的な症状として、半年前より「腸がブチブチする感覚(痛みは無く不快感のみ、食後に好発)」を訴える。サプリメントなども試してみたが症状は変わらず。

以前原因不明の肛門痛(内視鏡検査等で異常は認められず、医師からは「精神的なもの」との診断)にてペインクリニックに通院。現在は回復し通院もしていない。

2022年7月に帯状疱疹を発症。

生活の状況

専業主婦、ご主人と二人暮らし

所見・お身体の状態

舌診は舌全体に強い赤み、点状の発赤。腹診は鳩尾と中府に不快感、下腹部の膨隆がみられる。

耳の硬さと冷感あり。瘀血反応。下半身に著明な冷え。

頭皮の過緊張もみられる。

治療方針

上部の緊張緩和と下半身の血流改善を目的として施術を行う。

耳の緊張に自律神経の影響がみられるため、王不留行による耳穴刺激を行う。

肩甲間部の緊張緩和と腰仙部の補温も行う。

セルフケアとして下半身の温めと耳もみをお伝えする。治療ペースとして1~2週間毎の治療をご提案する。

経過

2診

初診後、右側頭部痛が消失した。身体も軽くなり趣味の裁縫もやる気になったとのこと。

腸のブチブチ感は依然あり。

3診

前回施術後、翌日にお腹の違和感と頭痛あり。その次の日にはいずれも治まった。

腸のブチブチ感は少し減ったような気がするとのこと。

4診

とても体調良い。頭痛が起きてもすぐに回復するようになった。以前は頭痛が起きると3日間ほど寝込んでいた。腸のブチブチ感もさらに減っている。首や肩も以前より良い。

5診

腸のブチブチ感が無くなった。頭痛の頻度もさらに減っている。以前より体の変化に気づけるようになったとのこと。

主訴が改善されたため治療終了。

まとめ

主訴の現病歴は長いものの、治療によって早期に改善された一例となります。自律神経失調症は精神面からの影響も多分に受けますが、こちらの症例のように身体症状の改善が精神面にも良い変化をもたらすことは少なくありません。

自律神経失調症でお悩みの方はぜひお問い合わせください。

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