2021.07.26 自律神経失調症・自律神経系のお悩み
「呼吸ならでは」のストレッチ
ストレッチ
大事です。ホクラクでも必要な方にお伝えします。
そんなストレッチにも、「呼吸ならでは」のストレッチがあります。
それは、
「体の内側から広げていくストレッチ」
です。
呼吸法で、体の内側から伸ばす
とは言っても、日常普通にしている呼吸ではストレッチまでの動きは出せません。
呼吸に合わせて特定の姿勢・運動を行うことで、体の内側からストレッチ効果を引き出します。「呼吸による体の内側からのストレッチ=呼吸法」をホクラクでは行います。
そんな、呼吸によるストレッチならではのメリットは、
① 深い筋肉にも内側からストレッチできる
特に呼吸に関する肋骨まわりの筋肉は、通常のストレッチや鍼をしにくい場所。このあたりの緊張がゆるむと深く呼吸が出来るようになり、気持ちの安定・リラックスにもつながります。
② 胃腸や横隔膜などをダイレクトに刺激できる
身体や精神面が緊張して息を止めたり呼吸が浅くなると横隔膜(呼吸のメインとなる部位)が緊張してきます。横隔膜は自律神経との関係が深い場所。
胃腸などの内臓などもダイレクトに刺激できるので、それらの働きを助けることにも有効と考えます。
前回のブログ「呼吸の乱れと身体へのリスク」では、呼吸による膨張する力を「リスク」という視点からみました。
今回はそんな膨張する力を「活用する」視点から書きました。
呼吸ひとつをみても「どうとらえるか」「どう扱うか」で、プラスにもマイナスにも働きます。
「生かすも殺すも自分次第」という言葉がありますが、身体にも言えることですね。
ホクラクでは鍼灸治療と共に呼吸法を行い、身体の内外両方から整えていきます。