はりきゅう・こきゅう
ホクラク

2021.05.30 院長のつぶやき

「点を打ちつづける」ということ

ホクラクをオープンして、半年。

開業から今に至るまで、応援してくれる方、来て下さる方、支えになってくれる方、

まずは本当にありがとうございます。

時間をどう使うか

そんなホクラクですが、

「朝から晩までご予約がビッシリ!」

、、なんてことは無く笑

良いか悪いか、たっぷり時間はあります笑

膨大な時間に、何をするか、何に時間を使うのか。

この時間の使い方こそが、事業の、ホクラクの未来をつくるキモとなのだと、じわじわ実感。

個人事業主として最初の洗礼でした。

いろんなことを試したり、新たなチャレンジをしたりの毎日。

選択と決断と実行と振り返りの繰り返し。

「PDCAを回す」なんて、カッコつけるとそんな言葉でしょうか。

PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、品質管理などの業務管理における継続的な改善手法。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「ここで一旦振り返りタイム」

例えば、SNS。

個人ではやったことのなかったインスタグラムも、ホクラクとしてやってみました。
やってみると思いのほか楽しくてしっくりきて、いまでは使い慣れていたフェイスブックよりインスタを活用してます。

フェイスブック→活動報告やお知らせ
インスタグラム→日々のこと

というイメージで使い分けてます。

例えば、呼吸法。

「呼吸の大切さを伝えたい」「呼吸法を体感してほしい」

その想いから、呼吸や呼吸法をうまく施術に組み込もうと試行錯誤しました。

結果、

組み込む、というより、ねじ込んでいる、かんじになったり。

そもそも「相手が呼吸法を望んでいるのか?」と。

言ってしまえば「呼吸の押し売り」になりかねないと感じるようになりました。

呼吸法は「自分で実践するもの」

本人のやる気次第のものです。

ここが基本「受け身」である鍼灸などの施術と、決定的に違うものです。

なので今後呼吸法は、基本的に「自分で実践したい」方に対してお伝えする考えです。

(これは呼吸法の種類によります。施術内で出来るものはやりますし、型を習得するようなものはレッスンという形でお伝えします)

やってみて馴染むものもあれば、今までは使っていたけどしっくり来なくなったものもある。

5月はじっくりとこれまでの振り返り、これからの方針を練り直す日々でした。

まさにPDCAのCheck(評価)→ Act(改善)から、次のPlan(計画)→ Do(実行)を創る時間でした。

開業前に作った事業計画書も見直しました。

当初の計画から変わらないものもあれば、修正が必要だったり、いっそやめたものもあります。

ホームページも変わります。メニュー構成などなど。

「ホクラクがなにをするところか?」

ホームページを見てくれた人にわかりやすく伝わるように。ホクラクのホームページを作ってくれるhounさまと一緒に、相談しながら進めています。届けたい人に届くように。

寄る辺となる「コンセプト」

事業計画書を直したりホームページをリニューアルするのも、開業から半年たち、

「ホクラクは何をするところか?」「ホクラクは何が出来るか?」「ホクラクは何をしたいか?」

僕自身がより明確に、よりシンプルになってきたからに他なりません。

世の中には、事業の経営戦略、マーケティング戦略のテクニックなど、膨大な情報が溢れています。

いち鍼灸師から、いち個人事業主にもなった今、これらの勉強は欠かせません。

どれも違うこと言っていたり、どれも同じようなことを言っていたり、、、

とある人と話していると「チラシはムダだからネット広告に全力尽くしたほうがいい!」と言われ、

別のある人と話していると「開業初期はまずチラシが重要!」と言われ、

アタマを悩ますことは尽きません笑

どれも「それぞれに正解」なのだと思います。アドバイスしてくれた方それぞれの試行錯誤の上に得た「正解」

これを教えてくれるのは有難いことです。

で、

じゃあホクラクはどうするの?なにをやるの?

重要なのはそこです。

全部やればいいかもしれませんが、いかんせん時間とお金と体力は限られています。

そのうえで基準となったのが「コンセプト」や「事業計画」でした。

ホクラクのコンセプトや方向性に適っているか、言ってることとやってることに違いはないか、基準となるものがあったおかげで、迷う幅が減ったと思います。

ここにきて、コンセプトや事業計画書の大切さを感じました。

毎週「理念勉強会」を開き、理念やコンセプトの大切さを教えてくれた、前勤務先あんずの種須藤院長のおかげです。

点を打ちつづける

コンセプトを大切にしたうえで、ゆるやかに広く、出来るだけ、いろんなことをやってみたいと思います。

「こうじゃなきゃ」より「こうだとどうだろう?」と、しなやかに柔軟にチャレンジしていきたい。

まるで点を打つように、

まずはやってみようと。

点を打ち続けて浮かび上がる輪郭。

それがまさにホクラクのかたちになっていくと思います。

時に遠くに打つ点は、いますぐには役立たなくても、

きっといつか、ホクラクを大きくする重要な点になるかも?

開業から半年、ここからまた次のステップへ。

転んでは起きて、悩んだり迷ったり笑ったりしながら、がんばっていきます!


ご予約・アクセス