2020.12.5 自律神経失調症・自律神経系のお悩み
呼吸と自律神経について

呼吸は自律神経と深く関わります
呼吸は「意図的にもできるし、意識しなくても勝手にしている」という、身体のはたらきのなかでも特殊なものです。
意図的に行う呼吸は体性神経(運動神経、知覚神経)が、無意識にしている呼吸は自律神経(交感神経、副交感神経)が特に関わります。
意識的にする呼吸⇒体性神経のはたらき
無意識にしている呼吸⇒自律神経のはたらき
呼吸⇔自律神経⇔身体の不調
普段の呼吸は自律神経のはたらきで無意識に行っています。呼吸は1日約30,000回していますが、毎回毎回意図的にしていたら大変ですね!
そのため、自律神経のバランスが崩れると日常の呼吸も乱れやすくなります。
呼吸の乱れがさらに自律神経のバランスを崩し、胃腸のはたらきや睡眠にも影響します。
その状態が続くことで、自律神経失調症や心身症などの不調があらわれることになります。
呼吸を整えると自律神経も整う
呼吸の良いところは「意識的に整えることができる」という点です。
血圧や心拍は意識的にコントロールすることができません。自律神経によって機能しているものの多くは意識的な調整が難しいものです。
呼吸法を行ったり、鍼灸治療で身体を緩めて呼吸しやすくすることが、自律神経のバランスを整えることにつながります。
鍼灸と呼吸法を組み合わせが自律神経の調整に効果的
ホクラクが自律神経失調症・自律神経が関わる症状のお悩みを専門にしているのは、鍼灸も呼吸法も取り入れているからです。
鍼灸や呼吸法を患者さまに合わせて組み合わせることが、症状改善の相乗効果となります。
まとめ
鍼灸や呼吸法は自律神経を整え、自律神経を整えることは体と心の両面を整えることにつながります。
自律神経失調症・自律神経が関わる症状でお悩み方はどうぞご相談ください。

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