はりきゅう・こきゅう
北絡〜ホクラク

2021.01.29 背中の痛み・コリ

「背中の痛み・コリ」と姿勢の関係~「よい姿勢」は「ラクな姿勢」?

「姿勢をよくして!」「姿勢が悪い」

というようなことは、多くの方が言われたり、聞いたことがあるものと思います。

「よい姿勢」と聞いて、みなさんはどんな姿勢を思い浮かべますか?

いわゆる「背筋の伸びた姿勢」を、思い浮かべる方が多いと思います。

背筋の伸びた姿勢は、一般的に「よい姿勢」と言われます。

ですが、いわゆる「背筋の伸びた姿勢」は、身体にとって負担の大きい場合があります。

「背筋を伸ばす」→背中を緊張させている可能性

それは「背筋を伸ばす=背中の筋肉を緊張させている」場合が多くみられるからです。

それはどのような状態でしょうか?

ヒトの脊柱(背骨)は、横から見ると図のように緩やかにS字カーブを描いています。

正常の場合、背骨は胸の部分で後ろ方向に、背中~腰の部分で前方向にカーブしています。これを生理的湾曲と言います。この上に4~6㎏ほどもある頭が乗っています。

なので、ヒトは、

胸以上は、背骨の後ろ方向へのカーブと頭の重さの影響で前に倒れやすく、猫背になりやすい。

背中~腰は、背骨の前へのカーブの影響で縮まりやすく、後ろに反りやすい(反り腰)

という状況にあります。

「良い姿勢」が「ラクな姿勢」とは限らない

さらに「背筋を伸ばして!」「人前ではシャキッとする!」などの教育的・社会的な影響が加わると、あっという間に背中や腰は力んでしまい、その力み・緊張した状態が日常化することで、背中の痛みやコリといった不調につながります。

家庭、学校、会社など、あらゆる社会において、見た目に整っている姿勢を求められることが多いです。またそれが、人間性や社会性として好ましいとされる状況があります。

また、背中が緊張していると呼吸が浅くなり、

息苦しさや自律神経の乱れ

イライラ・落ち着かないなどの精神面の不調

なども引き起こされます。

普段の姿勢が、

「自分の身体に適しているかどうか」

という視点を持つことで、今以上に日常がラクになるかもしれません◎

それでは、どのような姿勢が「ラクな姿勢」なのでしょうか?

次回はそのポイントをお伝えいたします。


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