2021.03.14 院長のつぶやき
10年目の3月11日をむかえて
東日本大震災から10年目の3月11日を迎えました。
震災同年の2011年7月から始めた鍼灸による東北復興支援団体「プロジェクトさとわ」の活動も、10年目を迎えます。
※ホクラクはプロジェクトさとわの事務局でもあります。
先日、さとわの活動について取材を受けました。
(取材の詳細はまた追ってご報告します)
その中で記者の方より「10年続けて、思うことは何ですか?」という質問を受けました。
10年続けて思うこと。
即答は出来ず、ひとつだけでも無く、これまでの活動を振り返りながら言葉にしていくと、気づくことがありました。
それは「出来たこと以上に、もらったものが多かった気がする」ということです。
僕たちがいただいてきたもの
さとわ活動の目的は「鍼灸等による岩手県陸前高田市での健康支援と復興支援」であり、そのために有志の鍼灸師たちが全国から参加してきました。
その参加者それぞれが、震災のこと、震災が与える身心への影響、災害時における鍼灸の可能性、現地を訪れることで知る復興の状況、などなど。
感じ、知り、学びを得てきました。さらにそこから、考え、行動する、参加者もいました。
さとわの活動が、参加者と利用していただいた方の双方に影響を与えてきたということ。
10年継続して今思うことです。
関わりたいから、関わっていく
僕自身「いまの陸前高田を、これからも知りたいから関わっていく」というのが個人的な想いです。(自分のルーツが岩手なので、それもあります)
いまの東北や陸前高田に関わることで、きっと人それぞれの発見があります。
プロジェクトさとわはこれからも、陸前高田と東北に関わっていきたいと思っています。。
プロジェクトさとわ 原田大祐
※昨年は新型コロナウィルスにより活動休止しました。今年は状況をみながら再開予定です。また活動については順次ご報告いたします。