2023.10.19 改善事例・患者さまの声
患者さまの改善事例:自律神経失調症(息苦しさや動悸、不安感)
患者さま情報
30代 女性 教員
主訴・お悩みの症状
息苦しさと動悸に伴う不安感。
思春期からストレスが溜まると時々息苦しさを感じる傾向があった。昨年夏に症状が顕著になり心療内科を受診したところ自律神経失調症との診断を受ける。今年も暑くなり始めてから体調を一気に崩し再度受診し漢方(半夏厚朴湯)を処方してもらい現在服用中。気づくと力が入ってしまいがちで、肩が凝りやすい。
治療結果
息苦しさや動悸が無くなる
経過
初診
息が吐きずらく、喉につっかえる感じがある。肩の力みが強く、肩が上に挙がっている。ひとまず週1~2週おきペースで4~5回の治療してみましょうとご提案する。
2診
治療後は調子よかった。暑くて体調崩す日もあったが、また回復しその後安定している。
息苦しさを感じる時間が減った。朝は息苦しさを感じるが昼には持ち直す。
3診
息苦しさや動悸も減り、おおむね体調よい。低気圧のときに少し症状でるが回復する。
吐きずらさも減り、呼吸もしやすくなってきている。
日常のケアとして肩こり解消のストレッチをお伝えする。
4診
息苦しさや動悸が無くなり、体調良い日が続いている。
現在、予防・メンテナンスとして治療継続中。
まとめ
息苦しさや動悸といった自律神経失調症が鍼灸治療で早期に改善されたケースです。
肩こりや首~頭の緊張が自律神経の乱れを引き起こし交感神経優位の状態が続いていました。自律神経の乱れは生理のお悩みや手足先の冷えにも影響していました。
お仕事がら気を張るシチュエーションが多く、日常でストレスをためないことも自律神経失調症を改善させるポイントです。
また患者さまの場合、食生活は自炊で和食中心、睡眠も24時前就寝で7時間ほどとれていたことも、改善が早かった理由のひとつと思います。
症状が軽くても、食事や睡眠に偏りがある場合は改善に時間がかかる場合が多いです。
当院では治療と共に、食事や睡眠など生活のアドバイスもご希望の方にお伝えします。
【当院での自律神経失調症の治療について】
自律神経失調症の治療は3ヶ月を1クールとし、症状の改善やお身体の変化をみながら治療を進めていきます。
自律神経失調症の改善は、生活リズム、ストレス、食事や睡眠の状況、運動習慣などによって個人差があります。
ホクラクではお一人おひとりへの最適な治療とアドバイスを行いながら、自律神経失調症の改善をサポートします。
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