2023.06.20 呼吸のこと
「ちょうど良い」を見つける
多くの患者さまが訴える「呼吸」のお悩み
「呼吸がうまくできない」
「吸うのが苦しい」
「吐けてない感じがする」
ホクラクは呼吸を専門にしていることもあり、患者さまからは呼吸に関するお悩みの声をよくお聞きします。
呼吸がうまくできない理由や原因は様々です。呼吸器疾患の方もいれば、自律神経失調症によるもの、心因性によるものなど、患者さま毎に異なります。
その中でも多くの方に見られるのが、
「吸いすぎ、吐きすぎ」
ということです。
意図>体
体が受け入れられる以上の量・速さで吸ったり、無理に吐いていると、身体は余計に力んでしまいます。
頑張ろうとする方、真面目な方、不安を感じやすい方、そんな方にこそ多い印象です。
たくさん吸って出来るだけ長く吐こう、腹式じゃなきゃダメなど、「〜しないと」「〜しなきゃ」というように意図が先行し過ぎると、肝心の「今の自分にちょうど良いのはどのくらいか」ということが見えにくくなります。意図が先走りして身体が追い付かない状態です。これは呼吸に限ったことでは無いですよね。
良かれと思って行っていることが、むしろ負担になっているかもしれません。
自分に目を向ける、身体の声を聞く
だからこそ、自分自身に目を向け、身体の声を聞き、自分を知ることが大切なのだと思います。
今の自分にとってちょうど良い呼吸を見つける、その上で無理ない範囲で少し長めに吐くのがおすすめです。
ただ、不調が強い方はちょうど良いがわからない場合も多いので、そんな方にはちょうど良い呼吸の見つけ方をお伝えしています。
一旦立ち止まり、落ち着く場所
自分を知るには、まず日常の中で一旦立ち止まり、心身ともに落ち着くことが必要。ホクラクはそんな場所です。そして治療を通じて患者さまのお身体がどうなっているか、施術を受けるとどう変わるかをシェアしていきます。
呼吸がうまくできない、日常でラクな呼吸をしたいという方は、ご来院の際にお声かけください。
ホクラク 原田大祐
自律神経失調症やパニック障害、アトピー性皮膚炎
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